「喪中はがき」のご準備を . . .
- 2015/10/20
- カテゴリー:社員ブログ
今年、お身内にご不幸があった方は、10月下旬になりましたので「喪中はがき」のご準備をしましょう。
喪中はがきとは?
喪中はがきとは、正式には「年賀欠礼の挨拶状」と言います。
ご家族またはご親族の死去により喪に服していることを知らせ、世間のみなさんが年賀状の準備を前に
「私は年賀状を出せないです」ということをお知らせするための挨拶状(案内状)なのです。
喪中はがきを送る範囲は?
この時期になりますと、ご葬儀を担当させて頂いたご葬家の方やご親戚の方から、
「私は年賀状出せるの?それとも喪中はがきを出した方がいいの?」
というようなご質問がございます。
ハッキリ言って、喪中はがきを送る範囲は厳密には決まっていないのです。
インターネットで「喪中ハガキ」を検索されると、色々な事が載っていて、また葬儀社にご相談される方もいます。
一般的には、2親等までの続柄と言われています。
●配偶者の方(旦那さん、奥さん)
●父、母(御自身と配偶者それぞれ:義父、義母)、子供、子供の配偶者
●祖父母(御自身と配偶者それぞれ)、孫、孫の配偶者、兄弟姉妹(御自身と配偶者それぞれ:義兄、義姉)
とはいっても、同居していた曽祖父母、曽孫、伯父、伯母、叔父などの3親等の方のご不幸ならもちろん、喪中ハガキはお出しするべきでしょう。
ただし、2親等以内であったとしても長期に渡って疎遠であったり、不仲だったり、その他の事情で喪中はがき
ではなく例年通りに年賀状をお出しするケースの場合もあります。(身内のご不幸を周囲に伝えてない場合)
喪中はがきを出す相手
毎年、年賀状のやり取りをされている方々へはお出しするのが一般的です。
(プライベートでの間柄、ビジネス・お仕事上のお付き合いだけも含めて)
・毎年のように年賀状のやり取りをしている相手(友人、同僚、上司、先生、仲人など)
・その年に特にお世話になったために、本来であれば年賀状を出したいと思う相手
・喪主をされた場合には、故人が年賀状のやり取りをしていた友人、故人のご葬儀に参列された相手
・仕事上・ビジネス上の取引先であっても、故人の葬儀に参列して下さった相手
※親族の間では、喪中はがきは必要ありません。
喪中はがきを出す時期、送る時期はいつまで?
毎年、年賀状のやり取りをされている方々が準備や年賀状を書き始める12月上旬までに届けられる様にこちらから送る必要があります。
そうなりますと、少なくとも11月中には喪中はがきの準備をしなければならなくなりますので、そろそろ喪中はがきのリストの準備はされた方が良いと思います。
お身内が亡くなられて、まだ間もないご家族にとっては、まだまだ心労もあるかもしれませんし、葬儀後の手続きで慌ただしい状況の中での作業になり大変かもしれません。
喪中はがきもご葬儀と同じくご家族にとっての故人や周囲の方々への敬意有る区切りだと思います。
昔は喪中はがきは葬儀社の担当分野でしたが、今ではコンビニで身近ですぐに準備が出来ますので、焦らず余裕を持った喪中はがきのご準備をお願いします。
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