皆さん、こんにちは。 板橋区前野町の葬儀社 ライフセレモニートラストです。
紫陽花が色鮮やかに咲く季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日、お休みを利用して東京都で最も有名なお寺の一つ、港区の「増上寺」を見学して来ました。
この日は天気が良かったこともあり、平日にもかかわらず大勢の観光客が訪れており、
昨年放送された、大河ドラマ「どうする家康」の反響もあるのかなとも思いつつ、まずは徳川将軍家墓所を見学してきました。
徳川将軍家霊廟 御霊屋(おたまや)について
芝増上寺には、二代将軍秀忠公をはじめ6人の将軍、同御台所崇源院、皇女和宮ら5人の正室、
三代家光公側室桂昌院(五代綱吉公実母)、家光公第三子交付宰相の綱重ほか、
歴代将軍の子女多数が埋葬されています。また2度にわたる東京大空襲によりその大半が焼失してしまい、
昭和33年に実施された改装により、徳川家の墓所は安国殿裏手の一画にまとめられました。
▲鋳抜門(いぬきもん)
墓所正面の門は、旧国宝で「鋳抜門」といわれ、文昭院殿霊廟(六代家宣)の宝塔前「中門」であったものを
移築した物であり、左右の扉は共に青銅製で5個ずつの葵紋を配し、両脇には上り龍・下り龍が鋳抜かれた遺構となっています。
増上寺御霊屋に祀られている徳川将軍家
▲二代秀忠公と正室お江の方(石塔)
▲六代家宣公(青銅製)
墓所内は、静かで神聖な雰囲気となっており、とても厳かな気持ちでお参りができました。
▲墓所への入場券を購入すると、龍と鳳凰が刻印されたクリアファイルを頂きました。
増上寺 千躰子育地蔵尊
徳川将軍家墓所の入口には、西向聖観世音菩薩が祀られており、
その右手から千躰子育地蔵尊が並んでいます。
千躰子育地蔵は、子供の健康な成長を願って建てられおり、一体ずつ風車を持っており、
とてもかわいらしく暖かい雰囲気の場所でした。
▲西向聖観世音菩薩
▲安国殿には、沢山の外国人観光客が訪れていました
今回、600年の歴史を持つ東京芝の増上寺を見学し、
徳川家霊廟や安国殿など家康公ゆかりのスポットを参拝することが出来ました。
歴史にご興味をお持ちの方は、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?