【2024年】今年も新盆の飾り付けの手伝いに行ってきました!
- 2024/07/13
- カテゴリー:社員ブログ
皆さん、こんにちは! 板橋区の葬儀社ライフセレモニートラストです。
弊社では葬儀を終えられたお客様へのアフターサービスの一環として、
はじめてお盆を迎えるお客様の新盆(にいぼん・しんぼん・はつぼん等)の飾りつけのお手伝いをしております。
今年も各スタッフが、たくさんのお客様の家にお伺いしてお手伝いをいたしました。
今回のブログでは、その時の様子をご紹介したいと思います。
先ずは、本来ならば精霊棚の四隅の角に葉のついた竹笹を立てて支柱を作り、その支柱にしめ縄を張って結界を作りますが、最近では住宅事情等から飾るスペースを確保するのが難しい為、お仏壇にしめ縄を張り、鬼灯(ほうずき)を飾ります。
なぜ鬼灯(ほうずき)を飾るかといいますと、ほうずきの果実を死者の霊を導く提灯に見立てたからです。
ほうずきに「鬼灯」の字を使用するのは、盆に先祖が帰ってくるとき目印となる提灯の代わりとして飾られたことが由来となっています。
お客様に小さい机を用意して頂いて、精霊棚(しょうりょうだな)の準備を致しました。
精霊棚(しょうりょうだな)、又は盆棚(ぼんだな)と呼びますが、ご先祖さまの霊である精霊をお迎えするための棚のことです。棚には位牌やお供え物を添えます。
先ずは、ゴザ(真菰)を敷いて、その上にお供え物を添えられる様、蓮の葉を乗せたお皿をご準備しました。
又、中央にお位牌を置き、両側に馬と牛の人形を置きました。牛や馬は、故人様やご先祖様が現世と浄土を往来する為の乗り物になります。
馬は足が速いことからハヤテのごとく、ご先祖の霊が早く家へ来てくれるようにとの思いからご用意させていただきました。
一方の牛はといいますと、名残惜しくたくさんのお土産を積んで、のんびりと歩いて帰れるようご用意いたしました。
そして焙烙皿とオガラを用意致しました。
13日の午後に家の玄関先や門口で、焙烙(ほうろく)にオガラを積み重ね迎え火を焚きます。
ご先祖様はその煙に乗って馬で帰ってきます。
15日の夕方、または16日に迎え火を焚いたのと同じ場所で今度は送り火をします。
送り火の煙に乗って名残惜しくゆっくりと牛で帰っていきます。
最後に、新盆の時だけに使用する白提灯をお飾り致します。
白提灯は、故人様が初めて自宅に帰って来る時に、迷わずに帰って来れるよう目印として飾ります。
本来ならば玄関先に飾るといわれておりますが、今回は集合住宅の為、窓際にお飾り致しました。
白提灯の中にはロウソクで火を灯せるようになっておりますが、大変危険な為、白提灯のみを飾りました。
最近では、安全面に考慮してLEDライト型のロウソクを取り付ける方も増えてきています。
白提灯は新盆でしか使いませんので、終わりましたら処分致します。
以上で新盆の飾り付け終了になります。
ライフセレモニートラストでは今年初めてお盆をお迎えする新盆のお客様へ、担当スタッフが無料でお飾り付けにお伺いいたします。
当社でご葬儀をお手伝いさせていただいたお客様で、新盆飾りをご希望される方はご遠慮なくフリーダイヤル0120-04-5839までご連絡下さい。