皆さん、こんにちは。板橋区前野町の葬儀社 ライフセレモニートラストです。
10月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が大きく減ってきたこともあり、東京でも少しずつですが、ご葬儀に参列する方々の人数が増えてまいりました。
とはいえ、まだお通夜に100名以上が参列するというご葬儀は極めて少なく、家族や近くに住む親族や友人だけが集まって行う家族葬がスタンダードとなっています。
これに伴い、ご葬儀を終えたお客様から「葬儀に参列できなかった親族や知人から、後からお香典を貰い、返礼の方法や金額を悩んでいる」というお問合せが多くなっています。
まず、返礼品の相場ですが、東京ではお香典金額の半額から1/3の金額を目安に商品を選ばれるのが良いと思います。
また、品物は数年前からカタログギフト(金額に応じた商品が掲載されたカタログを送って、先方に好きな品物を選んでもらう方式)が主流になっておりますが、最近ではコロナ禍でなかなか外食ができない状況もあって、高級食材やレストランの食事が届くカタログギフトなども人気があるようです。
なお、お香典返しは郵送するケースが殆どなので、商品代に加えて送料や同封する手紙の代金が掛かることも含めて検討しましょう。
次に返礼品を送る時期ですが、以下の2つの方法があります。
①四十九日法要に合わせて返礼品を郵送する方法
②お香典を頂いた後、なるべく早めに返礼品を郵送する方法
双方にメリットとデメリットがございますので、ご家族にとってどちらか良い方法を選択していただいております。
① 四十九日法要(納骨)に合わせて返礼品を郵送する方法
◯メリット
・法要まで時間があるので、その方に合った商品をゆっくり選べる
・納骨法要が無事に終了したという、ご報告の手紙も添えて品物を郵送できる
・ご葬儀で高額のお香典をいただいた方への後返しと一緒に、一括して業者へ手配できる
◯デメリット
・葬儀後すぐにお香典をいただいた場合には返礼が遅くなってしまう
・発送するリストの作成が面倒
② お香典を頂いた後、なるべく早めに返礼品を郵送する方法
◯メリット
・お香典をいただいた方へ、すぐに返礼ができる
・近所のデパートなどで手配する場合には短時間で手続きができる
◯デメリット
・葬儀後にお香典を複数いただいた場合には、その都度手配が必要になる
・手配から発送までの期間が短いと、選べる商品が限られる
ちなみに当社では、その後の法要まで無事に済んだというお知らせができる点で①の方法をお勧めしております。
なお、ご葬儀の返礼方法に関しては親族間の習慣や、地域のしきたりによって大きく異なることもございますのでご注意ください。