結城 健司

自己紹介
  • 出身地 / 新潟県
  • 趣味 / スポーツ鑑賞(特にサッカー)、ギターを弾くこと
  • 好きな本 /論語
  • 好きな曲/ ひまわりの約束  秦基博
  • 好きな言葉/ 誠実さは最良の武器
  • 資格 /1級葬祭ディレクター、グリーフケアアドバイザー、終活カウンセラー

葬儀会社に入社したきっかけ

17歳のとき、祖父が亡くなり初めて遺族として葬儀に参列しました。その際、私たち遺族の心に寄り添い、丁寧かつ温かい心配りをもって接してくださった葬儀社の担当の方の姿に深く感銘を受けました。その方の献身的な仕事ぶりに触れ、私も誰かの大切な人を見送るお手伝いができる仕事に就きたいと強く願うようになりました。

その思いを胸に、高校卒業後は迷わず葬儀社に入社し、20年以上の時を経た今も、その方のご遺族に対する真心と献身的な姿勢を私の仕事の理想とし、日々努力を重ねています。

葬儀、お客様への想い

長年にわたり、多くのお客様の大切な方をお見送りするお手伝いをさせていただく中で、「心から寄り添うこと」の重要性を痛感してまいりました。

私たちの使命は、ご遺族の皆さまが心穏やかに最後の別れを迎えられるよう、一人ひとりの想いを大切にし、その方らしいお別れの形を共に考え、実現していくことです。

また、終活セミナーや大学での講師経験を活かし、人生の最期を見据えた準備や心構えについても丁寧にお伝えいたします。私たちは、単なる葬儀の専門家にとどまらず、皆さまの大切な人生の一コマを温かく、誠実にサポートするパートナーとして努めてまいります。

心に残るエピソード

最も心に残っているエピソードの一つは、ある会社の会長様との事前相談の場面です。

会長様はご自身の余命が幾ばくもないことを受け止め、亡くなった際にご家族や社員が慌ててパニックに陥ることを心配され、ご自身の希望を盛り込んだ葬儀プランを生前に作成されました。社員の皆様が慌てずに故人の意向に沿って執り行えるよう配慮されており、葬儀当日は粛々と式を進めることができました。
会長様の立派なお人柄と、その深い思いやりに触れ、私たちスタッフも感動しました。この経験は、仕事以上のものであり、人を想い寄り添うことの大切さを教えてくれました。