お墓、供養について
お墓を更地にするには費用はどのくらいかかりますか?
墓じまいのため、お墓(墓石)を撤去する場合は、1平米で約20万~25万円ぐらいが一般的な平均相場だそうです。ただし石材店によって金額は異なります。また、墓石の量や撤去する手間によって掛かる金額は変わってきますので、現地調査を行わないと正確な金額は出せないようです。
都営霊園でお墓を承継するには手続きが必要ですか?
都営霊園に墓所をもっている使用者(名義人)が亡くなった場合、使用者の名義変更手続きが必ず必要となります。 都営霊園を承継する方は、祭祀主宰者であることと、原則として使用者の親族であることが条件となります。
手続きには共通書類のほか変更理由や承継者により異なる書類が必要になります。
詳しくはお墓のある都営霊園の窓口又は公園協会霊園課にご相談のうえ、必要書類等を整えて手続をしてください。
お盆飾りの片付けはいつから行いますか?
一般的には7月または8月の送り火が終わった後に片付けます。
地域によって若干異なりますが、送り火は15日または16日に行います。
翌年のお盆でも使用する提灯などは箱にしまい大切に保管します。
また今年で処分するものは可燃ごみとして処分しますが、その際には白い紙や半紙で包んだり、塩を少量まぶしてから捨てる方法があります。
東京の新盆はいつですか?
まず、新盆とは四十九日を過ぎて初めてくるお盆のことです。四十九日前にお盆がくる場合は、翌年が新盆ということになります。
東京など都市部は7月盆の地域が多いものの、地方など故郷の慣習に合わせて8月盆にするというケースもあります。どちらにすれば良いか分からない場合は、親戚が集まりやすい方の時期にするという考え方もありますのでご家族やご親戚そしてお寺様とお付き合いがあるご家庭は菩提寺にご相談してみてください。
新盆を迎える親戚には何を贈ればよいですか?
お盆、新盆に親戚から提灯を贈る慣習があります。基本的には左右一対になりますが、家の事情や仏間が狭いなどの理由で1つだけ送る人が増えたようです。また、贈っても飾れないなど環境的に難しい場合は、故人が好きだった食べ物や時期にあった品をを送られるといいです。故人への感謝の気持ちを込めて贈りましょう。
改葬をしたいのですが手順はどうなりますか?
改葬をするに際し以下の手順と手続きが必要になります。
- 最初に改葬先の墓地の確保をして、その墓地の管理者に、永代使用許可書(もしくは受入証明書)を発行して頂きます。
- 現在使用している墓地の管理者に、埋葬証明書(もしくは納骨証明書)を発行して頂きます。
- 既存墓地がある市区町村に「改葬」の申請をします。
改葬許可申請書に必要事項の記載をして永代使用許可書(もしくは受入証明書)と埋葬証明書(もしくは納骨証明書)を一緒に提出して「改葬許可証」を発行して頂きます。 - 現在使用中の墓地に改葬許可証を提示して、お墓から遺骨を取り出します。遺骨を取り出す時には作業(カロートの蓋の開閉)を石材店の方に依頼して手伝って頂きます。
- そして遂に新規墓地に改葬許可証を提出して改葬を行います。
納骨作業(カロートの蓋の開閉)を石材店の方に依頼して手伝って頂きます。後は信仰する宗教がありましたら、依頼して法要を執り行います。
最後に使用していた墓地を返却する際には、更地に戻します。その際、墓石の撤去費用等が掛かります。
永代供養墓とは何ですか?
跡継ぎが無く、墓を建てても管理者がいない人の供養と管理を、代わりにお寺や霊園にしてもらえるお墓です。
名称は、永代供養墓以外にも、他の人と一緒の墓あるいは同じ納骨室に安置されることから、合祀墓、合同墓、合葬墓、集合墓、などとも呼ばれています。
またお寺や霊園によっては、永代供養塔、永代納骨堂、永代供養廟、永代納骨廟、永遠墓など様々な名称があります。
永代供養墓のメリットは、管理・維持はお寺や霊園が行う為、手間・面倒がない事。お寺や霊園が永代にわたり責任をもってご供養をしてくれるので安心などがあります。
当社でも永代供養墓のご紹介は出来ますので是非お問い合わせください。
本位牌には種類があるそうですが?
大きく分けて3つに分類されます。
まずは塗り位牌です。最もポピュラーな位牌で、その形容は漆が塗ってあり、金箔や金粉などでお飾りしてる位牌です。 次に有名なのが、唐木位牌です。黒檀や紫檀から選べ、耐久性に非常に優れ、お手入れが簡単です。 そして回出位牌(くりだしいはい)があります。特徴は台座に箱が付いていて、その箱の中に戒名を記した8~10枚位の札板が入ります。
先祖の位牌が沢山あり、まとめる場合に大変適しています。
納骨はいつまでに済ませるべきですか?
地域にもよりますが、特に決まりはありません。
菩提寺があり代々のお墓に納骨をする場合には、ご住職と相談して四十九日(しじゅうくにち)を目安に行うことが一般的ですが、地域によってはご火葬後にすぐ納骨を済ませることもあります。
また葬儀の後にお墓を探すのであれば百か日や一周忌を目安に納骨を行っても構いません。