皆さん、こんにちは。
板橋区の葬儀社ライフセレモニートラストの結城です。

10月13日 東京都中央区にある聖路加国際大学様にて、現役の訪問看護師の方々を対象に講義をさせていただく機会をいただきました。

今回、講義を行ったのは、聖路加国際大学様の看護リカレント教育部が実施している認定看護師教育課程の科目の一つである「エンド・オブ・ライフケア一」の1コマとして、在宅におけるエンゼルケアやグリーフケアについてお話をさせていただきました。

在宅でのお看取り後に、訪問看護師の方々が実施するエンゼルケアでは、亡くなられた方を綺麗に整えて、故人様の尊厳を保つということの他に、大切な役割が二つあると思います。
それは、ご逝去後も故人様と、ご葬儀（またはご火葬）の日まで、ご自宅で一緒過ごされるご遺族への感染症を防止すること。
もう一つは、ご遺族への心のケア、グリーフケアに貢献することだと思います。

講義では、エンゼルケアの具体的な方法や手順、または亡くなられた方を「その人らしく整える」には、どういったことが必要なのか、などについて私なりの考えをお話させていただきました。

講義後に参加者からいただいたご感想では、「普段聞くことができない話を聞くことができた」、「迷いながら実施していたので、実践していきたい」など、大変うれしいお言葉をいただきました。

ご参加された皆様の業務、実践で活かしていただければ嬉しいです。